うちは夜勤で旦那が家にいない夜があります。
普段は旦那がいるから大丈夫と思っている分、いない日は不安で不安で…。
もし何かあった時、私1人で子供たちを守り切れるのか心配です。
そこで旦那がいない夜でも安心して過ごすために、防犯対策をしっかりしたいと思います。
女性の1人暮らしの場合にも、防犯グッズを揃えておいたほうが安心ですよ。
目次
防犯グッズを揃えて犯罪者を寄せ付けない家にする
最近はいろいろと物騒な世の中になってしまって、家の中にいても安全というわけではありませんよね。
不審な人物を家に近づけないような対策が必要です。
犯罪者が心理的に嫌うものについて、防犯4原則と呼んで警察が注意を促しています。
- 音
- 光
- 時間
- 人の目
参考:ドロボウを遠ざける4原則
逮捕された窃盗犯に「犯行をあきらめようと思った理由は?」と質問して、得られた回答をもとに考えられたそうです。
つまり、これらの条件がある家は比較的安全ということ。
4原則の条件にかなう防犯グッズを揃えて、女性1人でも家を守れるようにしましょう。
センサーライトで強力な光をあてる
明るい光に照らされると、犯行が丸見えになってしまうので犯罪者は光を嫌います。
センサーライトを使えば犯罪を防止するのに効果的ですよね。
玄関やベランダなど、侵入口になってしまいそうな場所に取り付けます。
センサーライトはいくつか種類がありますから、家の状況にあったものを選びましょう。
- コンセント差込タイプ
- 電球タイプ
- 乾電池タイプ
- ソーラーパネルタイプ
手軽なのは電球にセンサーがついているタイプのものです。
電球のソケットに差し込むだけなので、簡単に設置できますね。
玄関の外に付けるタイプのセンサーライトはこちら。
ソケットごと交換する必要がありますが、外の人影に反応するので防犯効果は高いです。
5メートルほど先からセンサーが反応するので、自分たちが夜に出入りする時にも足元を照らしてくれて安全です。
防犯フィルムを貼って窓を守る
防犯だけでなく、防災にもおすすめなのが窓にフィルムを貼っておくこと。
ガラスを破って侵入してくるのを防げますし、地震や台風の時ガラスが割れて破片が飛び散るのを防ぐことができます。
防犯フィルムを貼っていたとしても、何度もたたいたり刃物で切ったりすれば破れてしまうのですが、窓を開けるために時間がかかってしまいます。
侵入に5分以上かかると犯行をあきらめるという話も聞くので、「犯行に時間がかかりそうだな」と思わせることが大事です。
全部の窓に貼るのは労力もお金もかかって大変という時には、クレセント錠のまわりだけでも貼っておくのをおすすめします。
防犯ステッカーで抑止する
意外と効果があると言われているのが、警備会社のステッカー。
異常があると警備会社に通報が行きますよと表示しているものです。
実際には警備会社と契約していなくても、窓や玄関に貼っておくだけで抑止効果があります。
ダミーの防犯カメラと一緒に設置してもいいですね。
ダミーだとすぐわかってしまうかもしれませんが、防犯意識の高い家だと思わせることができます。
もし侵入されてしまったら…女性用の扱いやすい防犯グッズ
侵入を未然に防止する対策をしていても、万が一ということがあります。
夜勤の日は旦那がいないのだから、妻の私がどうにかして家を守らないといけません。
女性の私でも扱いやすい防犯、護身用のグッズを用意する必要がありますよね。
防犯ブザーで大きな音を出す
いざという時、実際には大声って出ないんですよ。
普段大声を出す生活をしていないし、恐怖で呼吸が浅くなっているので声を出すことができなくなってしまいます。
そんなときに役立つのは防犯ブザー。
最近は色々な種類があって、バックチャームのような大人の女性がつけていても違和感ないものもあります。
でも家にいたらバックが手元にない場合もありますから、家に防犯ブザーを設置しておくのもいいかもしれません。
窓に取り付けておいて、解除せずに窓が開くと大きな音がする防犯ブザーもあります。
催涙スプレーで撃退する
催涙スプレーは唐辛子の成分のようなものが入っていて、吹きかけると刺激で目がいたくなったり、一時的に目が見えなくなります。
女性用としてサイズの小さなものや、リップや香水の容器に見えるものなどがあります。
催涙スプレーとして販売されているものの中にはクマ用があります。
身体の大きなクマに使うのでかなり強力ですが、人に使うと失明のおそれがあります。
ヒト用として販売されているものを使いましょう。
特殊警棒やタクティカルペンで防衛する
タクティカルペンというのは、ボールペンやペンライトの形状をしているけど、いざという時には護身用としても使えるものです。
先端が固くとがっているので、襲われた際の正当防衛として攻撃することができます。
本体はとても軽くて小さいので女性でも扱いやすいです。
また、水害などが発生して車内に閉じ込められた時、窓ガラスを割るために使うこともできます。
家に侵入されるという最悪の場合に備えて、警棒やタクティカルペンを備えておくのも一つの手です。
攻撃性のある防犯グッズは注意が必要
催涙スプレーや、タクティカルペン、警棒といった防犯グッズは、持ち歩くと軽犯罪法に触れる可能性があります。
左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。 正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者 (軽犯罪法1条より抜粋)
「正当な理由なく」とあるので、実際にストーカー被害にあっている場合などは持っていても大丈夫です。
自宅で持っている場合も、違法にはなりません。
このような攻撃性のある防犯グッズで、もっとも気を付けないといけないのは、犯人に奪われて反撃されてしまうことです。
安易に攻撃するよりも、侵入されない対策をしっかりして、万が一の時には逃げるようにしましょう。
まとめ
夜勤で旦那が家にいない日が心配だったので、防犯グッズを準備して防犯対策をしてみました。
女性用の護身グッズもありますが、まずは侵入されないのが一番。
防犯意識の高い家にして犯罪者を寄せ付けないようにしましょうね。