職場の健康診断を毎年受けているから大丈夫と思っていませんか。
実は健康診断だけでは、見つかりにくい病気もあります。
それを聞いてとても心配になり、夫に人間ドックを受けてみるように勧めてみました。
だけど、時間がない、手続きがめんどくさいと言ってなかなか行ってくれません。
いろいろ調べてみると、夫婦で一緒に人間ドックを受けられるペア受診プランというものがありました。
これなら、私が手続して夫は当日ついて来ればいいので、スムーズに人間ドックを受けてくれそう。
夫が人間ドックに行かないと悩んでいる方、夫婦で一緒に受けるペア受診プランを申し込んでみてはどうでしょうか。
目次
夫に人間ドックを受けさせたい
先日、夫が職場の健康診断を受け、結果が郵送されてきました。
若いころはほとんどA判定だったけれど、今回B判定が増えていました。
B判定は要観察ですが、具体的にどうしていいのかわからず心配です。
最近疲れ気味ということもあるので、一度しっかり検査を受けてもらいたいなと思い人間ドックを勧めてみました。
というのも、知り合いに「毎年職場の健康診断を受けていたのに、人間ドックを受けたらガンが見つかった」という人がいたからです。
その方は幸い早期発見できたので、治療して今もお元気でいらっしゃいます。
だけどその話を聞いて、毎年健診受けてるから大丈夫って過信してはいけないなと思いました。
健康診断と人間ドックの違い
職場で行われる健康診断は、一般健康診断。
無料か低額で受けることができます。
「年に1回定期健康診断を受けさせること」と、労働安全衛生法に定められており、これは雇っている企業側の義務です。
調べられる項目は下記の通り。
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
- 胸部エックス線検査及び喀痰検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査
- 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
これに加えて、40歳以上になると「特定健康診査(特定健診、メタボ健診)」も追加されます。
職場の健康診断で発見できる病気は、主に生活習慣病。
- 高血圧症
- 脂質異常症(高脂血症)
- 糖尿病
- 肝臓や腎臓の疾患
これらは、血液検査や尿検査で発見できる可能性が高いのです。
でも、ガンに関しては早期だったり、ガンのタイプと検査方法があっていなかったりすると見つからないことがあるんだとか。
一方人間ドックは、医療機関などに個人で申し込んで受けます。
費用は3万円くらいから、10万を超えるものまでさまざま。
期間もいろいろあって、半日で済むものや、1泊2日で受診するプランもあります。
一般健康診断との違いは、検査項目のバリエーションと、医師の面談があることです。
基本検査の項目は100以上になる場合もありますし、一般健康診断にはない腫瘍マーカーや全身MRIなど、たくさんのオプションがあります。
例えば、親戚に脳卒中で倒れた人がいるという時には、脳ドックを追加したり、ガンの心配があるならPET検査、煙草を吸っているなら、呼吸器系の検査を増やしたりできます。
検査後、医師に相談できることもメリットです。
職場の健康診断だと書類が送られてくるだけで、要経過観察の判定がついていても、どうやって改善したらいいのかわかりませんでした。
医師の問診があれば、血液検査の結果から食生活の見直し、運動習慣の改善指導などもありますし、今後どういった項目に注意しておけばいいのかアドバイスしてもらえます。
夫が人間ドックに行かない理由
旦那に人間ドックを受けるよう勧めてみても、「わかった」と言うだけで、なかなか受けてくれません。
どうしたらスムーズに人間ドックを受けてくれるかなと悩んで、いろいろ調べていたらこんな調査を発見。
30代男性が人間ドックや健康診断に行かない理由をまとめてます。
時間がとれなかったから | 35.5% |
費用がかかるから | 28.5% |
めんどうだから | 23.5% |
心配な時はいつでも医療機関を受診できるから | 16.9% |
その他 | 13.4% |
毎年受ける必要性を感じないから | 7.6% |
健康状態に自信があり、必要性を感じないから | 7.6% |
知らなかったから | 5.9% |
検査等に不安があるから | 4.3% |
結果が不安なため、受けたくないから | 4% |
その時、医療機関に入通院していたから | 2.5% |
場所が遠いから | 2.4% |
参考:国民生活基礎調査|厚生労働省
一番多い理由が「時間がとれない」こと。
次いで「費用が高い」「めんどくさい」という理由が多いですね。
確かに、私の旦那も仕事が忙しくてなかなか時間がとれません。
だけど、それ以上にどこで人間ドックを受ければいいのか調べたり、予約をしたりするのがめんどくさいみたい。
いくら旦那に言っても動かないので、代わりに私が調べてみることにしました。
するとペア受診プランという人間ドックがあるのを見つけたんです。
これなら夫婦で一緒に病院に行って受診するので、めんどくさがりの旦那でも一緒に行ってくれそうです。
夫婦で人間ドックを受けよう
人間ドックは、医療機関によっていろんなプランがあります。
胃カメラ付き、脳ドック付きなど、値段もピンキリでなかなか選びにくいですね。
私は、人間ドックを受けられる医療機関を比較しているサイトを使って比べてみました。
地域ごとの検索や、「ペア受診」といったプランごとに検索をすることもできます。
夫婦で受けるペア受診プランのメリット
- なるだけ夫婦で一緒に行動できるように組まれている
- 性別に特化した検査が受けられる
- 一人ずつ受けるよりちょっとだけ費用が抑えられる
1日や、1泊2日など、人間ドックは長時間かかることもあります。
その間、なるだけ夫婦で同じ検査が受けられるよう配慮してくださってるみたい。
夫婦で健康について話し合ういい機会になりそうですよね。
また、男性は前立腺、女性は婦人科検査といった性別ごとの検査を受けられるプランもあります。
旦那だけでなく、私も健康に気を使わないといけない年齢になってきましたから、婦人科系の検査を受けてしっかり調べておきたいです。
そして夫婦で一緒に受診すると、一人ずつ別で受けるよりもちょっとだけお安くなるようです。
人間ドックは結構いいお値段がしますもんね。
将来の安心はお金に変えられないとしても、やっぱりちょっとでも安くなるとありがたいです。
まとめ
職場での基本的な健康診断では早期発見できない病気もあるので、人間ドッグも定期的に受けた方が安心です。
だけど夫は時間がない、めんどくさいと言ってなかなか行きたがらない・・
そんな場合には、夫婦で人間ドックを受けるペア受診を検討してみてはどうでしょうか。
夫婦で受ければ、めんどうな手続きは私がすればいいので、夫は当日ついてくるだけ。
検査中は、夫婦で健康について話し合えるし、検査後にランチを楽しむこともできるし、いいことづくめですよね。
しいて気になることと言えば、夫に私の体重がばれてしまうことかな。
そんな小さなことより、将来の安心の方が大事。
一人では人間ドックに行かない夫のために、夫婦で人間ドックおすすめですよ。